トルクコンバータの仕組み

トルクコンバータの仕組み

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コラム「A/TとT/Cの歴史」

ご存知のとおり、現代の自動車はオートマチックトランスミッション(A/T)装備のA/T車が大半です。A/Tは運転を楽にすることで、自動車を広く普及させた原動力だったのです。そんなA/Tが発明されたのは1905年のことでした。これを米国ゼネラルモーターズ社が量産化し、1939年にオプションとして販売を開始しました。しかし本格的な普及が始まったのは第2次大戦後の1948年。新開発のトルクコンバータがA/Tに応用され、トルクコンバータ付きA/Tが一気に市場に広がっていったのです。さらに2速から3速A/Tが増えていき、いよいよA/T全盛時代が始まりました。

1980年代を迎えると4速A/Tと共にロックアップシステムも登場しました。自動車メーカーは、より効率よく回転を伝えられるようになったA/Tを競って採用し、A/T車は爆発的に普及していったのです。さらに1990年代以降は電子化の時代。マニュアル走行が楽しめるマニュアルシフト変速や、変速比を連続可変できる変速線可変制御など、電子制御A/Tで高性能と多機能を追求。いまや5速~8速の多段A/Tから無段階変速の連続可変トランスミッション(CVT)、ダブルクラッチ式まで、多彩なA/T方式が競い合う時代となっています。

クラッチ操作を不要にし運転を楽に快適にすることで、自動車を世界に普及させてきたA/Tとトルクコンバータ。それは今も、運転しやすいクルマを求める人たちへの最高の贈り物であり続けています。

ロックアップシステム:エンジンの伝達効率向上のため、トルクコンバータの入出力を直結する機構。
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